ドイツで食べたソーセージ

ドイツに行った時に食べたソーセージがどれもとても美味しかったです。
普通のビジネスのようなホテルに泊まったのですが、朝食がバイキングでついてきました。
あまり期待せずに朝食を食べに行ったのですが、そこで食べたソーセージがとても美味しかったです。
揚げ焼きのようになっていて、外はサクサクなのに中はとてもジューシーで、朝からソーセージばかり食べてしまいました。

クリスマスの時期でクリスマスマーケットが色々な場所で行われていましたが、屋台で買ったソーセージもとても美味しかったです。
またホットワインがいたる所で売られていて、それと一緒にソーセージを食べるとますます美味しくなりました。
とにかく寒かったので、温かい物を飲んだり食べたりしないと凍えてしまいそうでした。
ホットワインはフルーティーで甘くて飲みやすく、酸っぱいのでソーセージとの相性も良かったです。

日本に帰ってきてから色々なソーセージを食べましたが、ドイツで食べたソーセージを上回る物には出会えていません。
またドイツに行く事があれば、必ずソーセージを食べたいです。

エメラルドグリーンの湖畔で

南米の北側では、多くの人がスペイン語を話しています。
観光客を相手する人たちは英語で話せますが、多くの一般市民は英語がわかりません。

そんな南米北部に位置するグァテマラの世界一美しいとも言われるアティトラン湖に行った時のことです。
湖畔のレストランに入り、グァテマラ料理を食べようと意気込んでいました。

ところが、スペイン語のメニューしかなく、スタッフもスペイン語しか話せないのです。
魚か、肉か、パスタなのか。写真もないのでそれすらもわかりません。

とりあえず、勇気を出してナニかを頼んでみました。
陽気なお兄さんは、親指を立てて「イイね!」みたいなリアクションをしてオーダーを受けていきました。

しばし待って、やってきたのは立派な魚のフライでした。
白身の魚で外はカリッと、身はほくほく。
付け合せのポテトもサラダも美味しくて、ワインが進みます。

しばらくして隣にやってきた賑やかなグァテマラ人。
「どこから来たの?」から始まって、彼らは英語で自分たちはバカンスでこの美しい湖に来たと、話してくれました。

私が食べている魚について聞いてみると、「この湖で採れたブラックバスだよ!」

世界一美しい湖は、火山に囲まれ、火山から溶けだした成分で鮮やかな緑色。
太陽が差し込むと、エメラルドグリーンに輝く姿はとても美しいけど、緑の湖から上がったブラックバス。

スズキ科の魚だから美味しいのだけど、
まさかブラックバスを食べているとは思いませんでした。

その後は、陽気なバカンス中のグァテマラ人にお酒を味見させてもらったり
私のオーダーしたお酒を注ぎ返してあげたりして楽しく、おいしく過ごしました。

その後も続く南米旅行に備えて、
シンプルなスペイン語の単語を覚えたのは言うまでもありません。

シンプルが美味しいイギリス料理

隆盛を誇ったイギリス王国が王室主催の晩餐会ではどうしていたのか不思議でなりませんが、イギリス料理には「おいしくない」という不名誉な定評があります。
定評にはおおむね賛同しますが、イギリス料理でも手間をかけない料理はおいしい、というのが私の感想です。

肉厚のタラとポテトをカリッと揚げたフィッシュ&チップスやパブで食べるじっくりとオーブンで焼いたグリルドチキンもおいしいですが、伝統的な朝食、イングリッシュブレックファーストは特にお勧めです。

朝になると、街中にはパブやレストラン、ホテル、B&Bの表にメニューを書いた黒板があちこちに置かれます。
私が泊まった田舎のB&Bではバスケットに入った何種類かの温かいパンと共にベーコン、分厚いソーセージ、目玉焼き、トマトで煮込んだ豆、焼いたキノコ、ハッシュドポテト、焼いたトマト等が大皿に盛られて運ばれてきました。

B&Bのお母さんは「お代わりがあるからね」と笑ってくれましたが食べきれるかどうかのすごい量です。
気合を入れてナイフとフォークを構えますが、食べ始めると、それぞれのおいしさに楽しくなります。

ベーコンは日本のものより旨みが強いし、ソーセージはスパイスが効いています。
目玉焼きは揚げ焼きっぽく、トマト味の豆はバターの風味でとてもまろやかです。
黒いマッシュルームのような焼きキノコは噛むたびにジューシーでいい香りがします。

朝起きてB&Bの窓から見える冬の雨に、がっかりしていましたが暖炉の前でおいしい朝ごはんと格闘しているとこれも贅沢のかたちだと、楽しむことができました。

お粥の続き

英語は通じず、メニューを指さして豚の肉団子入りのお粥を頼みました。(漢字の国は、便利です)

威勢のいいおばちゃんが、「卵はいれるか?」と叫んできます。
たっぷりの肉団子の入ったお粥に、とっても黄色い生卵を放り込み簡単に混ぜてテーブルにどんっ!

愛想も何もないシンプルな塩味の白いお粥。
食べてみて衝撃を受けました。
お粥といえば、「胃にやさしい、お米の柔らかい甘味を楽しむ料理」。

マカオのお粥は、とってもしっかりとした旨みがあるのです。
トロミが強くて食べ応えがあったのもありますが
触感と旨みが何とも言えずおいしいのです。

たぶん、鳥の骨からしっかりと時間をかけて旨みをとり
丁寧に脂分を掬ってお粥を作っているのです。
雑味もない、旨みだけがぎゅっとつまったマカオのお粥。

あまりに美味しくて、マカオ滞在中は、朝と夜中の一日2回通いました。

卵がない方が旨みがよくわかるので、
おばちゃんの迫力ある問いかけにも「不要(ブーヤオ)!!」と叫び返し
鶏肉、牛肉、魚肉の肉団子を全部食べつくしてきましたが、
全部がそれぞれのうまみがあって、300円弱とは思えないおいしいお粥でした。

残念ながら、日本の中華街でもあれほどのお粥に出会えていません。

暑い国の、熱いお粥。
私がマカオに行くときは、必ずあのお粥を食べに行くでしょう。

お粥、されどお粥

マカオで私が出会ったのは、お粥の概念が変わるほどのおいしいお粥でした。

マカオはとても不思議なところです。
カジノがあるきらびやかな街がある一方、
そのすぐ近くに昭和初期のような町が広がっています。

夜にマカオに到着した私は、とてもお腹が空いていました。
ホテルのすぐ近くの飲み屋街を、ぶらぶらしてみることにしました。

夜中の12時を過ぎているにもかかわらず、混雑しているお店がありました。
白色蛍光灯の10畳ほどのお店に、スポンジのはみ出た丸椅子、タイルが割れて
黒い部分が見えている細い4本足のテーブル。
もうもうと上がる湯気。
お粥屋さんでした。

もう夜中だし、胃に凭れないものがいいと思いお店に入りました。
お店の中は、どことなく懐かしい昭和の雰囲気。
お客さんも私と同じく、どこかくたびれた雰囲気でもくもくと食べています。

元気なのはお店のおばちゃんで、厨房から半身だけ出して、大声で叫びながら
客からオーダーを取っています。
私も席に案内され、座った瞬間に早口の中国語で何にするか聞かれました。
このお店に来るのは常連さんが多いのでしょう。

お粥の続き

エジプトでは、ぜひデザートを

エジプトというと、すぐにピラミッドにスフィンクスが思い浮かびますが、
エジプト料理といわれるとピンときません。

エジプトを旅行した私も、思い出そうとすると
「何を食べたっけ?」となります。
それくらい、名物らしい名物の記憶がないエジプト料理です。

名物としてはコシャリという、エジプト米のうえにパスタとレンズ豆を載せ
にんにく入りの辛めのトマトソースをかけて食べる「THE炭水化物料理」や
スパイスのばっちり効いた羊肉の料理があります。

トルコ料理と少し似ているところもあって、冷たい焼きナスのマリネに
ゴマのペーストをかけて食べる料理やグリルチキン、ケバブは
とてもおいしかったです。

でも一番記憶に焼きついたのは、デザートでした。
日本にはない種類の、衝撃的に甘いお菓子がたくさんあります。
口に合う、合わないはさておいて、
エジプトでしか食べられないデザートなので、ぜひ食べてほしいと思います。

レストランで頼んだチョコレートケーキはそれだけでも十分甘いのですが
ドレンチェリー(大量の砂糖で煮込んで水分を飛ばした透明の赤いチェリー)
や果物のはちみつ漬けがたっぷりデコレーションされています。
そのケーキが喉が焼けるほど甘いシロップに浸されてでてくるのです。

隣のテーブルを見ても、どのケーキやドーナツらしきものも
シロップに浸されていました。

そして現地の人は、それを食べながら
紅茶にはスプーン4杯分くらいの砂糖をいれます。

異邦人として、一度はエジプト人の限りない甘さへの追及を
体感してみてほしいと思います。

スウェーデンの伝統形式「スモーガスボード」

スウェーデンのお料理を堪能したいときは、
「スモーガスボード」という形式で食べることをお勧めします。

バイキングのようなスタイルなのですが、
食べ放題!お皿に乗せられるだけ乗せる!!というものではなく
前菜からメインまで順番に美しく盛りつけていくという
センスが問われる格式あるスタイルなのです。

格式あるスタイル、と緊張しつつ、挑んだスモーガスボードですが
見たことがない料理ばかり!!

最初に並ぶのはキャビアやチーズ、クラッカーの他に
「シル」というニシン料理があります。

野菜たっぷりのマリネにしてあるもの、
ディルというハーブたっぷりのクリームソースに浸っているもの
カレーマヨネーズ風味等、10種類近い「シル」があります。

スウェーデン人はニシンのおいしい食べ方を知り尽くしていました。
私には「数の子の親」という認識しかなかったので、
ニシンのおいしさに、目が覚める気持ちがしました。

隣は珍しい茹でザリガニ。
日本人の私には真っ赤になって一列に並んでいる姿がなんとも言えずシュールに見えます。
味は「食感柔らかなエビ」といった感じで悪くないのですが
とにかく殻が頑丈で身が少ないので1匹で充分でした。

その他、サーモンやサラダ、グリルチキン、ローストビーフ、
グーズベリージャムを添えたミートボール等、
おいしくて珍しいお料理がたくさんあります。

珍しいスウェーデンの伝統的様式、スモーガスボード。
スウェーデン料理をまるごと楽しめます。
機会があれば前菜で終わらないように気を付けて楽しんで頂きたいです。

ヤンソンさんの誘惑

「ヤンソンさんの誘惑」。

映画のタイトルのようですが、スウェーデンの家庭料理の名前です。

不思議な名前に惹かれて頼んだ料理ですが、
ポテトと玉ねぎと、アンチョビのニシン版をつかった塩味のきいた
ほんのりと甘いポテトグラタンでした。
材料はシンプルで、細切りジャガイモの上に、玉ねぎとアンチョビ(ニシン)を重ねて
生クリームを少しかけて、オーブンで焼くだけの料理とのことです。
多少の塩コショウはするけど、味付は缶詰を汁ごと使うだけとか。

北欧のアンチョビ(ニシン)は、オイルではなくて
お酢に塩と甘味とスパイスを入れたような複雑な味のものです。
これがおいしさの秘訣!
と言われたら、日本で作れないのが残念でなりません。

ノルウェーに到着して最初のノルウェー料理!と思って頼んでみたら
実はスウェーデン料理だったと知って愕然としましたが
シンプルでおいしい、北欧で人気のお料理なのでしょう。

ほくほくとしたジャガイモの触感と、ほんのりとした甘味と旨み、
クリームの濃厚さがたまらない「ヤンソンさんの誘惑」

ヤンソンさん、
誘惑されてしまった気持ち、わかります。

世界一贅沢なウィスキー

白い綿毛の花が揺れる山の上から、青い海に浮かぶ小舟が見えます。
ホエールウォッチングから帰ってきた船でしょうか。
湾の外には北から流れてきた流氷が見えます。

グリーンランドは8月でも流氷が途切れなく届く国です。

そんなグリーンランドで味わった最高の一品、それはウィスキーでした。

湾の縁のほうの岩場で、とっても長い柄の網をもったおじさんたちが
一生懸命手を伸ばしています。
観光客が来たのを見て、サービスしてくれる気のいいグリーンランドの人たち。
流氷を捕まえてくれているのです。

おじさんが手前まで引き寄せてくれて、「さあ、あれをつかまえて!!」
渡された網で、なんとか小さくて軽い流氷をゲット。

なんとおじさんは船のオーナーで
流氷ツアーに連れて行ってくれることになりました。

船の上で、みんなでテーブルを囲み、
砕いた流氷にウィスキーを注ぐと
泡のはじける、かすかな音がグラスの中に響きます。
時折、氷が解けて回転すると、泡もくるくると回ります。

もしかしたら、このはじけている泡は数万年前の空気。
…本当のところはわかりませんが、夢はふくらみます。

とにかく。
よく晴れた空の下、青く光る流氷を眺めながら飲む流氷のウィスキーは
人生の中でも一番、贅沢な飲み物でした。

アラスカの大地のめぐみ

アラスカを旅行先に選ぶことは少ないかもしれません。
けれど訪れてみるとたくさんおいしいものがあります。

夏のアラスカにいくと草原いっぱいに
ラズベリー、ブルーベリー、ブラックベリー、ハックルベリー、
ウォーターメロンベリー…たくさんの種類のベリーが
あたり一面に実をつけています。
15分もあればバスケット1杯分のベリーを収穫できます。

そのまま食べてもおいしいのですが、小鍋にお砂糖とレモンを入れて
くつくつと煮詰めれば、程よく酸っぱいジャムができます。

肉料理にジャムを合わせると聞くと、合わない気がしますが
アラスカでジャムを作って初めてわかりました。
新鮮なベリーを使った砂糖控えめのジャムは、ほどよい酸味があり
こってりと脂ののったお肉にとてもあうのです。

その横には、近所のお店からテイクアウトしてきたチーズマカロニ。
茹でたマカロニにたっぷりチェダーチーズを乗せた食べ物です。
アメリカらしいカロリーMAXの食べ物です。

豪快にお肉を焼き、ベリーソースを添え
大自然の中でビールを片手に、日が暮れるのを待ちます。
日が落ちると、満天の星空に各国の衛星が飛び交っているのが見えます。

アラスカの夜はおいしいものを食べながら、仲間と語りあうのにぴったりです。

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