お粥、されどお粥

マカオで私が出会ったのは、お粥の概念が変わるほどのおいしいお粥でした。

マカオはとても不思議なところです。
カジノがあるきらびやかな街がある一方、
そのすぐ近くに昭和初期のような町が広がっています。

夜にマカオに到着した私は、とてもお腹が空いていました。
ホテルのすぐ近くの飲み屋街を、ぶらぶらしてみることにしました。

夜中の12時を過ぎているにもかかわらず、混雑しているお店がありました。
白色蛍光灯の10畳ほどのお店に、スポンジのはみ出た丸椅子、タイルが割れて
黒い部分が見えている細い4本足のテーブル。
もうもうと上がる湯気。
お粥屋さんでした。

もう夜中だし、胃に凭れないものがいいと思いお店に入りました。
お店の中は、どことなく懐かしい昭和の雰囲気。
お客さんも私と同じく、どこかくたびれた雰囲気でもくもくと食べています。

元気なのはお店のおばちゃんで、厨房から半身だけ出して、大声で叫びながら
客からオーダーを取っています。
私も席に案内され、座った瞬間に早口の中国語で何にするか聞かれました。
このお店に来るのは常連さんが多いのでしょう。

お粥の続き

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