エメラルドグリーンの湖畔で

南米の北側では、多くの人がスペイン語を話しています。
観光客を相手する人たちは英語で話せますが、多くの一般市民は英語がわかりません。

そんな南米北部に位置するグァテマラの世界一美しいとも言われるアティトラン湖に行った時のことです。
湖畔のレストランに入り、グァテマラ料理を食べようと意気込んでいました。

ところが、スペイン語のメニューしかなく、スタッフもスペイン語しか話せないのです。
魚か、肉か、パスタなのか。写真もないのでそれすらもわかりません。

とりあえず、勇気を出してナニかを頼んでみました。
陽気なお兄さんは、親指を立てて「イイね!」みたいなリアクションをしてオーダーを受けていきました。

しばし待って、やってきたのは立派な魚のフライでした。
白身の魚で外はカリッと、身はほくほく。
付け合せのポテトもサラダも美味しくて、ワインが進みます。

しばらくして隣にやってきた賑やかなグァテマラ人。
「どこから来たの?」から始まって、彼らは英語で自分たちはバカンスでこの美しい湖に来たと、話してくれました。

私が食べている魚について聞いてみると、「この湖で採れたブラックバスだよ!」

世界一美しい湖は、火山に囲まれ、火山から溶けだした成分で鮮やかな緑色。
太陽が差し込むと、エメラルドグリーンに輝く姿はとても美しいけど、緑の湖から上がったブラックバス。

スズキ科の魚だから美味しいのだけど、
まさかブラックバスを食べているとは思いませんでした。

その後は、陽気なバカンス中のグァテマラ人にお酒を味見させてもらったり
私のオーダーしたお酒を注ぎ返してあげたりして楽しく、おいしく過ごしました。

その後も続く南米旅行に備えて、
シンプルなスペイン語の単語を覚えたのは言うまでもありません。

Comments are closed.